運動会は、春の5月から6月と秋の9月から10月に開催されることが多く、今回は秋の運動会にスポットを当てます。
晴天が続けば土曜日に行われ、次の月曜日は振替休日になるのが一般的です。
約1ヶ月の練習期間を経て、9月のまだ暑い中、子どもたちが十分に水分補給をしているかが親としての大きな心配事です。
理想としては、水筒の中身を全部飲みきって帰ってほしいのですが、時には飲み残して帰ることもあります。
小学校ではお茶だけが許可されており、中学校からはスポーツドリンクもOKになります。
子どもが「なぜ小学校ではダメで中学からはいいの?」と聞くと、「ルールだから」としか答えようがありません。
自宅では、冷蔵庫で冷やしたアクエリアスや他のスポーツドリンクを用意し、運動後に疲れをしっかり取るよう伝えています。
小学校の運動会では参加者が多く、自分の子どもを見失いやすいものです。
目立つ色の靴を選んで準備すると良いでしょう。
統一された服装が義務づけられている学校では、似たような靴を履く子どもたちが紛れてしまうこともあります。
プログラムに子どもたちの具体的な競技スケジュールが詳しく書かれていると、撮影もスムーズで、間違えることなく快適に過ごすことができます。
プログラムの詳細が不足していると、忙しい中で子どもを探すのに一苦労です。
運動会応援は場所取りなしでシンプルに!
我が家では運動会の場所取りを行わず、子どもがいる場所に応じて移動しながら応援しています。
荷物は必要最小限にして、その場の最良の視点を選びます。
以前住んでいた地域ではテントの持ち込みが許可されていましたが、風で飛んでしまう危険もあり、現在は使っていません。
子どもたちは学校提供のテント下で応援しますので、私たちは木陰や保護者用のテントで過ごし、全学年の競技を見逃さず応援しています。
カメラを持って来る家庭も多いですが、うちでは写真や動画の撮影は私が担当しています。
運動会のテーマやスローガンを記録した後、アナウンスを聞きながら次のイベントに備えます。
運動会終了後は疲れていますが、その日は外食したり、お惣菜を買って帰ることもあります。
持ち物は極めてシンプル
ポケットには携帯電話とハンカチ、リュックにはキーケース、財布、飴、常温のスポーツドリンク、ビデオカメラ、タオル、エコバッグ、ゴミ袋を入れています。昼前に運動会が終わるため、お弁当は持っていきません。
服装は動きやすいジーンズ
後ろ姿も気にならない長めの腰丈半袖、薄手の上着、リュック、無地の帽子を選んでいます。これでどんな動きにも対応可能で、しゃがむ時も安心です。
運動会練習中のトラブルとその対策
運動会の練習では、綱引きやリレーなどの競技で小さな怪我が発生しやすいです。
特に二人三脚では、初めてのペアでの走行でリズムを合わせる難しさから、転倒する子どもが多く見られます。
このような転倒を防ぐために、膝当ての使用が効果的です。過去には転倒により膝から出血する子も多かったと言われています。
また、一度二人三脚を経験した学年は翌年からはその競技を行わないことが多いため、一度無事に終えると次年度は安心して他の競技に集中できます。
しかし、リレーやハードルといった他の競技でも転倒のリスクは伴います。
運動会は楽しいイベントですが、熱中症をはじめとする健康リスクも伴うため、適切な注意が必要です。
運動会のチーム分け:多色制がもたらす熱い戦い
一般的な運動会では赤と白の二色でチーム分けされることが多いですが、私が以前住んでいた地域では赤、白、緑の三色でチームが分けられていました。
赤と白のハチマキは容易に手に入りますが、三色を必要とする場合は学校で特別に用意されることが一般的です。
三チーム制にすると、各チームが応援歌を歌ったり、ほぼ休みなく活動するため、子供たちの体力が持つかが心配になります。
三色のチーム分けでは、一つのチームだけが圧勝することはなく、競争が激しくなります。
対照的に、二チーム制の場合は、どちらかが優勝し、その結果による一喜一憂が減りますが、負けたとしても「楽しかった」と前向きに終えることができます。
親としては、もし子どもたちが仲の良い友達と異なるチームになったとしても、それに振り回されないように説明します。
玉入れや借り物競走などのポピュラーな競技では、どのチームが何点獲得したか、その結果を待つ緊張感が子どもたちにとって特別な体験となります。